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【健康コラムVol.6】
看護師による健康管理についてお届けします


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夏バテ解消されましたか?

暦では秋になりましたが、残暑も夏バテには注意が必要です。夏バテの症状は高温多湿の気候による体力の消耗から食欲不振・倦怠感等がありますが、その原因は自律神経の乱れと言われています。 

自律神経の役割は多岐にわたり、私達の意志とは無関係に働いています。体温を一定に保つ、無意識に呼吸する、食べた物が自然に消化されるのは自律神経のおかげです。自律神経は交感神経・副交感神経と2種類あり、アクセルとブレーキのような役目をそれぞれ果たしながら活動・休息のバランスをとっています。

エアコンの効いた涼しい場所と暑い外気の行き来は、体温を保とうと自律神経はフル稼働しやがて疲弊します。その結果、体温調節だけでなく食欲や睡眠・疲労回復にも支障をきたし「夏バテ」の症状としてあらわれます。
 
日中フル稼働した自律神経を整えるのに有効なものとして、入浴があります。熱いお湯は避けてゆっくりと浸かることで副交感神経の働きが活発になり、自律神経のバランスを整えます。

上手に入浴して無意識に24時間働いてくれている自律神経をいたわってあげましょう。






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